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調理油のいろいろ vol.2

今回は「体に脂肪がつきにくい油」として注目を集めている油のお話です。この油の成分は中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は食べた後、肝臓で素早く分解されるため、一般的な油を構成する長鎖脂肪酸よりエネルギーになりやすいことが知られています。
ここで間違ってほしくないのが、『エネルギーになりやすい』というところです。油は人が生きていくうえで必要不可欠なエネルギー源です。車でいうとガソリンに値します。ガソリンを満タンにしても車を動かさなければ減ることはありません。
皆さんの体も油を食べて満タンにしても動かなければ体内の油は思うように減ってはいきません。体脂肪として蓄える一方です。「エネルギーに変える動き=食後に活動すること」これがポイントです。
「体に脂肪がつきにくい油」だからと言って、食後に寝転がってテレビをみて、お風呂に入って寝るだけの生活をすればこの油も体脂肪として蓄えられてしまいます。しかし、夕食後に運動をするというのは苦になって続かない人が多いはずです。
そんなあなた!朝食や昼食に中鎖脂肪酸が成分の油を使って食事をし、日中の活動でこの油をエネルギーに変えてみてはどうですか?   
中性脂肪が高めの方にはやはり油の摂り過ぎは大敵ですので、摂取量を守り、揚げ物メニューなどを控えることは忘れないでくださいね。

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